またまた新しい本を積みました。
今夢中なのはパスカルの「パンセ」。理由としては最近、仕事や趣味や遊びに打ち込んでおりまして。でも、一人で自宅にいるときに猛烈に空しいなっていう感情に襲われてしまいまして。そんな悩みにこの本がなんとなく答えを与えてくれそうな感じがしたんです。
パスカルは科学者としても有名な哲学者。ヘクトパスカルという言葉の語源にもなった偉い人。そんなパスカルが書いた哲学書が「パンセ」で、実際には思考した断片を他の人が後世まとめたものらしいです。「人間は考える葦である」という言葉も彼のものらしい。
なんやかんや言ってますが、私も丸腰で挑むのは恐ろしいので色々調べてみました(だって上中下巻)。
ざっくりいうとパスカルの考えというのは「人間の問題はすべて、部屋で1人静かに座っていられないことに由来する」とのことで、みんなだから暇つぶしに興じる(ブログ書いたりね)けど、それだけじゃなんか悩みって解決できないよね、もっとよく生きることが大事だよね、って感じらしいです。
ああー 私ももう残りの人生消化試合みたいな状況になってます。同世代や兄弟は結婚したり、子供育てたりしてますもん。今の自分って...嫌でも比較してしまいますよ。まあ、人生の意味なんてあってないようなものなのかもしれません。
少なくともこの本を読んで少しでも自分なりに結論が出せたらいいかな。