結構ブログのエントリで何回も扱っているんですが、私はゲーム障害に悩んでいます。
ゲームのタイトルはスプラトゥーンで初代から最新の3まで遊び続けてます。
何回もやめようとしてゲームを消してはまたやりたくなってスリップを繰り返しています。
スプラトゥーンのゲーム性としてはウデマエというシステムがあるんですが、ゲームが上達するとこの腕前があがります。一方、チームの組み合わせは完全にランダムでどんなにプレイがうまくても結局運で勝敗が決まります。それなのにウデマエが下がったりするのでなんとなく自尊心が傷つけられたような気がしてそれを取り返そうとしてまたプレイをしてしまいます。
この射幸性がこのゲームの中毒性です。おそらく任天堂もゲームに夢中にさせるため意図してこのようなシステムを導入しているんだと思います。
このようなゲーム運営ですから界隈は定期的に炎上を繰り返してまして、例えば最近では公式の大会に対して脅迫を繰り返す人が現れて大会が中止になる、犯人も逮捕されるという事件がありました(聞けばこの事件の犯人は役所の職員だったとのこと。ある程度社会的地位もある方をここまで駆り立てるゲームというのもやはり問題があると感じます)
いずれにしてもこの社会は資本主義ですから需要ある限り、依存症ビジネスは存在し続けます。私達個人でできることとしてはやはりこのような依存症ビジネスと適度に距離を取ったり、完全に断つためのより具体的な対策を取っていかなければいけないということです。
ゲーム障害のリスクには以下のものがあるそうです。
- 男性
- 一人暮らし
- ADHD
- 自己評価低く、人付き合いが少ない人
インターネット・ゲーム依存について
https://www.crs.or.jp/backno/No787/7871.htm
ほぼ私に当てはまりますね...
そして以下が私が実際に試して効果を感じたもの
- コントローラーを禁欲ボックスに入れた
- ゲームのデータを毎回削除した
- 夜勤の仕事を入れた
- サウナや運動など別の趣味を増やした
このあたりでしょうか。
禁欲ボックスは一定の成果がありました。1週間近く入れておけば箱を物理的に壊さない限りゲームできません。ただ、結局入れるのは自分なので制限力にも限りがあります。
ダウンロード型を買ったのでアクセスしにくいようにゲームデータを毎回削除するようにしました。これも効果ありました。やりたいってなっても実際にダウンロード完了するまで1時間くらいありますからじゃあいいかってなります。
夜勤(宿直)の仕事入れたのが一番大きかったです。夜も仕事しているので物理的に自宅から離れることができます。ゲーム持って行ってまでやろうという気が起きなかったのでこれでほぼ毎日帰宅後やっていたのがやらないようになりました。
運動はドーパミンを放出するので依存症対策の代替案として取り入れたいものです。水風呂ですごいドーパミンが出ると聞いて取り入れてみました。これも効果あった気がします。ドーパミン中毒という本が依存症と脳の関係について書かれてあってすごく参考になりました。
さてここまでやっても実は完全に断ち切れてないです。休みの日についやってしまうという感じでまあ困るほどじゃないんですが。
やはり完全に禁止するとやりたくなってしまうという心理的な抵抗も出てしまいますし、生活に支障がない範囲で楽しむという感じで自分の依存症と付き合っていくのがいいんじゃないかなと最近思い始めてます。
依存症は環境による影響も大きいといいます。戦争のときは薬物依存になる人が多かったそうです。もちろん戦争というストレス因がなくなれば自然と依存行動も減ります。仕事のストレスの軽減、働き方を変える、自信をもって社会とつながれること。このあたりがいつか満たされれば依存もいつか私の人生からなくなるんだと思います。